日本フィル　横浜カルチュラル・ワンダーランド　関連企画

朝日カルチャーセンター横浜教室　講座

社会文化史から読み解く「名ピアニスト」と「オーケストラ」の関係
ショパン『ピアノ協奏曲2番』,サン=サーンス:交響曲3番《オルガン付き》等をめぐって

　西洋音楽の歴史において、名音楽家といえば、作曲はもちろん、鍵盤楽器をはじめとする他の楽器、さらには指揮もできる存在が当たり前でした。ですが、世の中の分業体制が進む中で『ピアニスト』という専門家が登場するようになると、こうしたマルチタレント的な音楽家のあり方は崩れてゆきます。この講座では、古き西洋音楽の伝統がまだ辛うじて保たれていた時代に活躍した『名ピアニスト』のショパンやサン＝サーンスに焦点を当てながら、彼らが自らの作品でオーケストラとどのように向き合っていったのかを、社会文化史の視点から探ります。
　またこれらの作品に具わった音楽的な仕掛けを、日本フィル・ファゴット奏者の中川日出鷹さんの演奏やインタビューも交えてお届けします。（小宮正安さん・記）

～ファゴットとはどのような楽器でしょうか？ 奏者からひとこと～
ある時は野獣、ある時は王子・・・
ファゴットは広い音域とユニークな音色でクラシック音楽の歴史を歩んでいます。
ショパンはピアノ協奏曲に美しいオブリガートを、サン=サーンスは最後のソナタをこの楽器のために作曲しました。（中川日出鷹さん・記）

★演奏家を迎え、実演を交えて語るスペシャルな音楽講義！
間近で披露される楽器の響きやテクニックをお楽しみください。

日程　2024/2/4
曜日・時間　日 14:00～15:30
回数　1回
受講料（税込）　会員 3,993円　一般 4,653円
設備費（税込）　165円

朝日カルチャーセンター会員：70歳以上入会無料（年齢の証明書をご提示ください）

関連公演 第395回横浜定期演奏会 2024年3月30日 (土)　17:00 開演（16:10 開場） 指揮：小林研一郎［桂冠名誉指揮者］ ヴァイオリン：神尾真由子 モーツァルト：ヴァイオリン協奏曲第5番《トルコ風》 イ長調 K.219 サン＝サーンス：交響曲第3番《オルガン付き》 ハ短調 op.78 公演詳細はこちらをクリック 第396回横浜定期演奏会 2024年4月27日 (土)　17:00 開演（16:10 開場） 指揮・ピアノ：横山幸雄 ショパン：《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 変ロ長調 op.2 ショパン：アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22 ショパン：ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21 公演詳細はこちらをクリック

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